スキャルピングにおすすめの海外FX業者10選｜手法・注意点を徹底解説

この記事では、上記のようなニーズを持った方に対してスキャルピングの概要やポイント、手法、おすすめの海外FX業者などについて紹介します。

スキャルピングには、一定の知識と情報収集が不可欠です。

海外FX業者の選択によってスキャルピングの成否は大きく影響されるため、ぜひとも一緒に確認しましょう。

スキャルピングとは

スキャルピングとは、数秒～数分の非常に短いスパンで売買を繰り返し、少しずつ利益を積み重ねていく取引手法のことを指します。

FXの取引スタイルは、おおむね以下の通りに区別可能です。

トレードスタイル	概要
スキャルピング	数秒～数分の単位で短期売買をする
デイトレード	数時間～1日を基本の単位として売買をする
スイングトレード	数日～数週間を基本の単位として売買をする
長期保有	月～年単位で長期間にわたって保持する

上記より、スキャルピングは基本のトレードスタイルの中でも最も短期間で売買をするものだと考えられるでしょう。

そもそもスキャルピングとは英語で「scalping」と表記される言葉であり、日本語で「皮をはぐ」ことを意味します。

つまりFXにおけるスキャルピングには、「皮をはぐように薄い利益を積み重ねていく」との意味が込められているのです。

海外FXのスキャルピングで勝つポイント

ここでは、海外FXのスキャルピングで勝つためのポイントとして以下の3点を紹介します。

押し目・戻り目を狙う

スキャルピングのポイントとしてまず考えられるのが、押し目・戻り目を狙ったトレードです。

相場には、「大きく下がった後には大きく上がって元に戻る」という傾向があります。

そこで相場が大きく下がったタイミングでスキャルピングを行うことで、利益を狙うのです。

ただしこの方法はあくまでも逆張りであり、売り買いのタイミングを見極めることは簡単なことではありません。

押し目・戻り目を見誤ると大きな損失を被ることもあるため、ゼロカットがある海外FX業者を選ぶことが大切だと言えるでしょう。

レンジブレイクを狙う

レンジブレイクを狙うことも、スキャルピング成功のポイントにおける1つです。

相場価格の上がり下がりが一定になっている状態をレンジ相場と呼びます。

レンジ相場は、ずっと続くわけではありません。

上下が一定ではなくなるタイミングは、いずれ訪れるものです。

そのためレンジブレイクでは、相場が一定価格で動いている状態が終わり大きく上昇するタイミングを見計らってスキャルピングを行います。

為替変動が激しいタイミングを狙う

スキャルピングにおいては、為替の変動が大きいタイミングを狙うこともポイントだと言えます。

スキャルピングでは一度に大きな利益を出すことはなかなか難しいものであり、変動が激しいタイミングを狙うことでそのデメリットを補うのです。

為替変動が激しい時期であれば、少額の取引でも多くの利益を出すことが期待できます。

スキャルピングの手法

ここでは、おすすめのスキャルピング手法として以下の3つについて紹介します。

ボリンジャーバンドの活用

スキャルピングのおすすめ手法としてまず挙げられるのが、ボリンジャーバンドの活用です。

ボリンジャーバンドとは、価格変動の範囲を統計学をもとに予想する指標のことを指します。

さらにボリンジャーバンドのバンドに沿って相場が上昇・下降し続けることをバンドウォークと呼び、バンドウォークの動きに乗ってエントリーを続けることで、大きな利益を狙うのです。

この手法においては、利確・損切りを早めに行うことが重要だと言えるでしょう。

ただしバンドウォークの見極めは簡単ではなく、レンジブレイクの時やオシレーターが張り付いた時など動くべきポイントを理解しておくことが重要です。

RSIの活用

RSIの活用も、スキャルピングの成功には欠かせません。

RSIは「Relative Strength Index」の頭文字を取った略称であり、日本語では「相対力多指数」を示す言葉です。

RISはサブチャートに表示され、一定期間の変動幅の内上昇分の値動きを割合を0～100％の数値で表示します。

RISで判断できるのは、「買われ過ぎ・売られ過ぎ」の状態です。

RISのラインを見るだけで上記は把握できるため、初心者にもおすすめの指標だと言えるでしょう。

移動平行線の活用

スキャルピングに活かしたいものとしては、移動平行線も挙げられます。

移動平行線とは、一定期間の価格平均をつないで線にしたものです。

移動平行線によって、現在のトレンドを把握できます。

スキャルピングをする海外FX業者の選び方

ここでは、スキャルピングをする海外FX業者のおすすめの選び方として以下の5点をそれぞれ紹介します。

スキャルピングが禁止されていない

スキャルピングを行う海外FX業者を選ぶポイントとして大前提であるとも言えるのが、スキャルピング自体を禁止していないことです。

多くの海外FX業者において、スキャルピングは禁止されていません。

しかし一部の海外FX業者では、方針としてスキャルピングを禁止しています。

スキャルピングOKのおすすめ海外FX業者は次の項目で紹介するため、参考にしてみてください！

スプレッドが狭い（取引コストが低い）

スプレッドが狭く取引コストが低いことも、スキャルピングを行ううえで重要な要素です。

スキャルピングでは、数秒～数分のスパンで何度も取引を繰り返します。

そのためスプレッドが広い海外FX業者を利用すると、取引コストが非常に大きくなってしまうのです。

ただし、スプレッドだけでなく取引手数料も取引コストとして考えられるため、両方を見て総合的に取引コストが低い業者を選ぶようにしましょう。

約定力が高い

スキャルピングを行う海外FX業者に求めることとしては、約定力の高さも欠かせません。

大きな利益を狙ったタイミングでスリッページやその他の事態が発生するようなことが多発すれば、狙い通りのトレードをなかなかできなくなってしまうためです。

各サービスの公式ホームページだけでなく、インターネット上の口コミを確認し、約定力の観点で各海外FX業者を比較してみることが大切でしょう。

ロスカット水準が低い

ロスカット水準が低いことは、スキャルピングを行ううえでも非常に重要な要素です。

ロスカット水準とは、含み損が大きくなった際にマイナス額の大きなポジションから自動決済する、証拠金維持率のボーダーラインのことを指します。

スキャルピングの際には軽視されてしまうことも多いのですが、相場が激しく動いた場合に含み損が発生する可能性は十分に考えられるでしょう。

ロスカット水準が低ければそれだけ含み損に耐えることが可能であり、その後プラスに転じる可能性も残せます。

ストップレベルが狭い（できればゼロ）

スキャルピングの海外FX業者を探す際には、ストップレベルが狭いことも重要なポイントです。

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文をする際、現在の価格から最低限離さなくてはならない金額幅のことを指します。

小さな値幅を狙うことが多いスキャルピングにおいては、ストップレベルが広いと利確や損切りを思い通りに行えなくなる恐れがあるのです。

基本的には、ストップレベルがゼロの海外FX業者を選ぶことがおすすめでしょう。

スキャルピングにおすすめの海外FX業者10選

ここでは、スキャルピングにおすすめの海外FX業者として以下の10サービスの概要・特徴を紹介します。

XMTrading

XMTradingの基本情報
最大レバレッジ	1,000倍
スプレッド	1.2pips程度
最低入金額	500円
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめ口座	KIWAMI極口座

XMTradingは、現在世界中で最大級の利用者を抱える人気の海外FX業者です。

日本人トレーダ―のシェア率も1位であり、日本人が利用するうえでの安心感は抜群でしょう。

また、「KIWAMI極口座」はスプレッドが非常に狭く、スキャルピングにはうってつけの口座だと言えます。

その他にもボーナスの豊富さ約定力の高さ、管理画面の操作性などから、日本人トレーダーが海外FX業者でスキャルピングをするなら非常に利用しやすいサービスです。

Exness

Exnessの基本情報
最大レバレッジ	2,000倍
スプレッド	0.7～1.2pips
最低入金額	10ドル
ロスカット水準	0%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめの口座	プロ口座

知名度が高く安心感がある海外FX業者としては、Exnessもおすすめです。

Exnessのプロ口座は、スプレッドが狭くロスカット水準が0％、そしてレバレッジが無制限などスキャルピングを行う環境として非常に優れています。

即時約定という注文方式によって注文が非常に正確な点も、スキャルピングを行ううえでは優秀だと言えるでしょう。

Exnessなら、快適にスキャルピングを行えるはずです。

AXIORY

AXIORYの基本情報
最大レバレッジ	400倍
スプレッド	0.2～7.7pips
最低入金額	5,000円
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめの口座	ナノ/テラ口座

AXIORYは、ECN方式を採用していることから約定力が高く、運営の透明性が高いことから人気を博している海外FX業者です。

ナノ/テラ口座であればスプレッド非常に狭く、取引コストを抑えつつ安定してスキャルピングを行うことも可能でしょう。

スキャルピングをするうえでの安心感を重視するのであればAxioryはおすすめの海外FX業者の1つです。

Three Trader

Three Traderの基本情報
最大レバレッジ	500倍
スプレッド	0.0～0.78pips
最低入金額	10万円
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめの口座	Rawゼロ口座

Three Traderは、業界でも最高水準にスプレッドが狭いことで知られる海外FX業者です。

最大レバレッジは500倍と決して高くなく約定力も普通水準ではありますが、手数料が割安（往復4ドル）でストップレベルゼロなど、スキャルピングには比較的適した環境だと言えます。

取引コストを重視するのであれば、選択肢の1つとしてThree Traderを入れると良いでしょう。

TitanFX

TitanFXの基本情報
最大レバレッジ	500倍
スプレッド	0.2pips～
最低入金額	1万円
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめの口座	ブレード口座

TitanFXは、高い約定力とスプレッドの狭さによって多くのトレーダーから支持されている海外FX業者です。

幅広い銘柄を取り扱っており、スキャルピング臭いうては特にCFD銘柄の人気が高いと言えます。

為替以外にもさまざま見てみたいのであれば、TitanFXを利用してみると楽しいでしょう。

FXGT

FXGTの基本情報
最大レバレッジ	1,000倍
スプレッド	1.6pips程度
最低入金額	5ドル
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	あり（通貨によって1.0～2.0pips程度）
おすすめの口座	PRO口座

FXGTは、まだ設立から間もない中で急速に利用者を伸ばしている、現在注目の海外FX業者の1つです。

最大レバレッジが1,000倍と高めであることから、少額資金から始めるには非常に適しているでしょう。

特にPRO口座であれば、スプレッドが狭く取引手数料も発生しないためスキャルピングにはおすすめです。

さらに2,000万通貨まで一度に取引できることから、一定の資金を持つ上級者にもおすすめでしょう。

Tradeview

Tradeviewの基本情報
最大レバレッジ	200倍
スプレッド	1.8pips
最低入金額	5ドル
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	ゼロ
おすすめの口座	ILC口座

Tradeviewは、業界でも最高レベルのスプレッドの狭さと取引手数料の安さを誇る海外FX業者です。

レバレッジが最大200倍と低めではありますが、資金をある程度準備できる方であればスキャルピングの環境としては適していると言えるでしょう。

特に国内FX業者と比較している方であれば、最大レバレッジの低さは全く気にならないためおすすめできます。

国内FX業者から海外FX業者へ変更しようとしている方や、一定の資金を準備できる方には優秀な選択肢です。

HFM

HFMの基本情報
最大レバレッジ	2,000倍
スプレッド	0.0pips～
最低入金額	5ドル
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	あり（通貨によって2.0～5.0pips程度）
おすすめの口座	ゼロスプレッド口座

HMF、豊富なボーナスによって多くの利用者を獲得している海外FX業者です。

レバレッジが最大2,000倍と高く、少額資金でも多くの利益を出すことが期待できます。

特にスプレッドが狭いゼロスプレッド口座であれば、スキャルピングを行うには適しているでしょう。

ストップレベルの設定はありますが、それを差し引いて考えてもスキャルピングには十分に利用しやすい口座だと言えます。

TradersTrust

TradersTrustの基本情報
最大レバレッジ	3,000倍
スプレッド	0.5pips程度～
最低入金額	20万円（プロ口座）
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	なし
おすすめの口座	プロ口座

TradersTrustは、約定力の高さに定評がある海外FX業者です。

約定スピードが速くレバレッジが最大3,000倍と高いことから、比較的幅広い方にお勧めしやすいサービスだと言えるでしょう。

スプレッドがやや広めではありますが、ボーナスをもらうことで取引回数を増やせることからスキャルピングにも向いていると考えられます。

VANTAGE

VANTAGEの基本情報
最大レバレッジ	1,000倍
スプレッド	0.0pips～
最低入金額	50ドル
ロスカット水準	20%
追証	なし
ストップレベル	なし
おすすめの口座	RAW ECN口座

VANTAGEは、オーストラリアの老舗FX業者です。

最低入金額が50ドルと比較的低く、最大レバレッジが1,000と高めであることから、少額資金からでもスキャルピングをはじめられます。

取引コストが少なく全銘柄でストップレベルがゼロなど、全体的にスキャルピングに適した環境だと考えられるでしょう。

各種ボーナスもしっかりと取り揃えられているため、海外FX業者に慣れていない日本人トレーダーでも非常に利用しやすいと言えます。

海外FXでスキャルピングをする際の注意点

ここでは、海外FX業者でスキャルピングをする際の注意点を紹介します。

主な注意点は、以下の3点です。

以下で、上記それぞれについて解説します。

スキャルピングを禁止している海外FX業者もある

海外FX業者の中には、スキャルピングを禁止している業者もあります。

そのためその他の条件だけ見て「この海外FX業者良さそう……」と思っても、ふたを開けてみたらスキャルピングの実施自体ができない可能性があるため気を付けなくてはいけません。

特に新しい海外FX業者を利用する際には、スキャルピングが禁止されている可能性を十分に注意しなくてはいけません。

今回紹介している海外FX業者であれば、スキャルピングを禁止していないため安心でしょう。

マイナーの通貨ペアではスプレッドが広めの傾向がある

マイナー通貨ペアほど、スプレッドが広い傾向があるため注意しなくては行けません。

マイナー通貨ペアほど取引したいと考える人いが少なく、売り買いそれぞれのマッチングに時間がかかるためです。

また、取引している人が少ないとボラティリティが高くなる（値動きが激しくなる）ことも、スプレッドが広くなる要因として考えられるでしょう。

スキャルピングをする際には、基本的にはメジャー通貨ペアを中心に扱うことがおすすめです。

禁止事項は絶対に守る

スキャルピングを行うにあたっては、各海外FX業者が定めている禁止事項を避けて健全な取引を行うことが絶対条件です。

主な禁止事項としては、以下が挙げられます。

複数口座（業者）をまたいだ両建て取引を行うと、「片方の口座で損失が発生してもゼロカットによって損失を入金額までに抑えられ、もう一方の口座で利益を得る」との行為ができてしまいます。

悪用していると判断されれば出金拒否や口座締結をされる可能性があるため、注意しなくてはいけません。

裁定取引（アービトラージ）とは、複数の通貨の価格差を利用して利益を得る行為のことです。

スワップポイントの差や3つの通貨ペアの価格差、複数業者間のレート配信の差などを利用する方法が考えられます。

裁定取引を行えばほぼ間違いなく利益を得られるため、海外FX業者ではほぼ禁止されていると考えておくべきでしょう。

窓開けとは、月曜日の始値と金曜日の終値の価格が離れた状態でスタートすることを指します。

窓開けでは9割の確率で金曜日の終値価格まで戻るとされているため、特に大ロットで窓開けのみを狙って取引することは禁止されているのです。

経済指標発表前に関しても、窓開けと禁止の理由は似ています。

経済指標発表前は、やはり値動きが大きく変動しやすいのです。

窓開け時や経済指標発表前に関しては、通常の取引は禁止されていません。

しかしこれらのタイミングのみを狙ってトレードを行っていると禁止事項に触れる可能性があるため、注意しましょう。

スキャルピングに関するQ&A

ここでは、スキャルピングに関してよくある質問とその回答を紹介します。

スキャルピングに関してよくある質問は、以下の通りです。

海外FX業者でのスキャルピングにおすすめの通貨ペアは？

海外FX業者でスキャルピングを行うのであれば、基本的にはメジャー通貨のペアがおすすめできます。

マイナー通貨の場合、取引量が少ないことからどうしてもスプレッドが広くなってしまうためです。

スキャルピングは売り買いを何度も繰り返すため、スプレッドの広さが収支に大きく影響します。

もしメジャー通貨のペアでなかったとしても、取引量が多くスプレッドが狭い通貨であればスキャルピングには向いていると言えるでしょう。

自動売買ツールでもスキャルピングはできますか？

自動売買ツール（EA）でも、スキャルピングをで行えることが大半だと言えます。

ただし、自動ツールに設定されているロジックが規約違反に触れないかどうかは、事前に調べておくことが大切です。

自動ツールなら、いつでも自動取引ができるため、機会損失を抑えることにつながります。

活用する場合は、事前に確認してからにしましょう。

迷ったら、どの海外FX業者を選べばいい？

もしどの海外FX業者にすべきか迷ったら、「XMTrading」で始めることをおすすめします。

XMTradingはスプレッドの狭さやボーナスの充実度、そして約定力の高さなど総合的な利便性が非常に高いためです。

今回紹介した海外FX業者は、いずれも魅力的な業者ばかりだと言えます。

「絶対にこれ」というものが見つからないようであれば、まずは以下からXMTradingの概要確認と口座開設を気軽に行ってみましょう。

【まとめ】スキャルピングにおすすめの海外FX業者

スキャルピングとは、売り買いを短いスパンで頻繁に行い、少しず利益を積み上げていくトレードスタイルです。

スキャルピングでは取引を何度も行うため、行う際にはスプレッドが狭く利用しやすい業者を選ぶと良いでしょう。

また、その他の要素を総合的に見ると、XMTradingが特におすすめの海外FX業者だと言えます。

どの海外FX業者にしようか迷うようであれば、以下から概要を確認して口座を開設してみましょう。