FX  REPORT    14th  Jul.  2017    欧米市場 
 
 
市場サマリー

 7月13日のNY外為市場でドルはほぼ横ばい、序盤でドルが買われて、113.456まで上昇したが、14日発表予定の米6月消費者物価指数(CPI)及び小売売上高を見極めたい投資家が多く、方向感が欠ける展開となり、最終的に113.242円で取引を終えた。

 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の2日目の議会証言で、引き続き漸進的なペースでの利上げを示唆した。労働市場の引き締まりに触れた上で、経済のスラック縮小に伴い賃金と物価が上昇し始める可能性があると指摘。インフレリスクには「二面性」があるとし、それが、政策当局者らが「緩やかな利上げの道筋を維持することが引き続き賢明だろうと感じている」理由だとした。また、インフレについて「低水準であることを鑑み、極めて注意深く見守っていく」とし、「基調的なインフレの傾向が2%を大幅に下回りつつあると結論付けるには早すぎると思う。私はそのような結論に達していない」と述べた。 

 ユーロドルは続落、1.13973ドルで終えた。ユーロは12日の東京市場で1年2カ月ぶりの高値1.14881ドルをつけており、その後利益確定のユーロ売りが優勢だった。

 投資家の注目は今夜NY時間に発表される6月の米小売売上高と消費者物価指数に集まっている。

【本日の重要指標発表】

21:30 米国6月消費者物価指数(前年比)
21:30 米国6月小売売上高(前月比)
23:00 米国7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

 
テクニカル分析

EURUSD

ユーロドルは続落。MACDのヒストグラムはゼロラインの下方に転じており、
RSIは60を割れた。目先のレジスタンスは1.14881、サポートは1.13270。

USDJPY

ドル円は横ばい。MACDのヒストグラムはゼロライン上方で収縮しており、
RSIは62で推移。目先のレジスタンスは114.10、サポートは112.858付近。

GBPUSD

ポンドドルは続伸い。MACDのヒストグラムはゼロライン上方で推移しており、
RSIは56で推移。目先のレジスタンスは1.30000、サポートは1.29100。