FX  REPORT    16th  Jun.  2017    欧米市場 
 
 
市場サマリー

 6月15日のNY外為市場でドル円は大幅に上昇し、110.886円で取引を終えた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米国で金融政策の正常化が進むとの見方が改めて強まったほか、この日に発表された米経済指標は予想より強かった為、ドル買い(円売り)が誘った。

 朝方発表された週間新規失業保険申請件数が23.7万人、予想の24.1万人を下回った。またニューヨーク連銀製造業景況指数は19.8、予想の5.0を上回った(前回値-1.0)。

 ユーロドルは4日ぶりに反落、1.11482ドルで終えた。FRBが年内3回の利上げ方針を維持したことなどが改めて材料視され、ユーロの重荷となった。

 ポンドドルは小幅反落、欧州時間で一時1.26903ドルまで売られたものの、その英中銀(BOE)政策金利発表を受け急反発、一時1.27953ドルの高値を付け、1.27533ドルで終えた。BOEはこの日の会合で政策金利を据え置いたが、政策委員が利上げに対して意見が割れていた為、金融引き締めへの政策転換の可能性が意識され、ポンドが買われた模様。

 
テクニカル分析

EURUSD

ユーロドルは大幅反落。MACDのヒストグラムはゼロラインの下方で延びており、
RSIは50まで下落。目先のレジスタンスは1.12120、サポートは1.10000。

USDJPY

ドル円は大幅上昇。MACDのヒストグラムはゼロライン上方に転じており、
RSIは51まで回復。目先のレジスタンスは111.705、サポートは109.130。

GBPUSD

ポンドドルは小幅下落。MACDのヒストグラムはゼロライン下方で収縮しており、
RSIは44で推移。レジスタンスは1.28140、サポートは1.26150。