法人口座FX取引における証拠金規制の実施について

 
法人口座FX取引における証拠金規制の実施について
 
概  要
2017年2月27日(月)より、金融商品取引業に関する内閣府令の改正に伴いまして、店頭FX取引における法人口座について、証拠金規制が導入されることが決定されております。一日一回以上定める一定の時刻において取引額に必要証拠金率※を乗じる額以上の証拠金の預託を受けることなく業者等が法人顧客にFX取引を行わせることが禁止されることとなりました。必要証拠金率は毎週見直しされ、その翌々週より適用されます。

 

1.規制対象の範囲等について
 今回の証拠金規制の対象は法人口座です。

2.
法人口座証拠金規制ルール
・通貨ペアごとにレバレッジ(必要証拠金率)を設定します。
・レバレッジ(必要証拠金率)は毎週見直しされ、その翌々週より適用されます。

3.法人口座証拠金規制について当社の対応
Ⅰ必要証拠金率の計算について
 ①当社は、一般社団法人金融先物取引業協会が公表する”法人店頭FX取引証拠金率”の数値を利用します。
 ②毎週の金曜日は計算日及び基準日になります。その翌々週の月曜日は実行日となります。
  新規及び既存ポジションの証拠金率は実行日に全て新証拠金率にて対応しますので、ご注意ください。



Ⅱ必要証拠金率の公表について
 毎週の金曜日に更新し、翌々週の月曜日に実行する必要証拠金率の確認は下記のリンクをご確認ください。


   https://ffaj.nexdata.com/jp/ (一般社団法人金融先物取引業協会により一般公表サイト)
 直近適用期間の”為替リスク想定比率(全通貨ペア)”または右側の”レバレッジ(主な通貨ペア)”をご確認下さい。

①ホームページ上にて、毎週の金曜日に実行する通貨ペアごとの証拠金率を更新し、翌週金曜日まで公表します。
  その翌々週の月曜日から取引システム上で更新後の法人店頭FX取引証拠金率を実行します。
 例:2017年1月6日に必要証拠金率を更新し、2017年1月13日まで公表します。2017年1月16日に実行します。
②金曜日に発表された証拠金率は翌週の火曜日まで更新される可能性がございますので、
  最新の情報に十分ご注意下さい。

③更新日の金曜日が休場の場合、証拠金率の更新は前日になります。
④当社は一般社団法人金融先物取引業協会がホームページで公開した”法人店頭FX取引証拠金率”の数値を
  利用しますが、万が一通常金曜日に更新される証拠金率が更新されなかった場合、当社はそのまま最後に
  更新された証拠金率を使用します。



4.法人口座証拠金規制
Ⅰ新規建玉時及び取引日ごとに一日一回以上定める一定の時刻において
  取引額に必要証拠金率※を乗じる額以上の証拠金の預託を受けることが義務付けられます。

  1. ①新規建玉時について
ⅰFX取引口座内に既存ポジションがなく、新規ポジションを建てる際
 有効証拠金が必要証拠金未満の場合、新規ポジションは建てられません。
ⅱFX取引口座内に既存ポジションがあり、新たなポジションを建てる際
 使用可能証拠金が必要証拠金未満の場合、新規ポジションは建てられません。
 新規必要証拠金:新規ポジションを建てる際、取引額(建玉値×取引単位)に必要証拠金率を乗じた額

②取引日ごとに一日一回
 取引日のロールオーバー時、有効証拠金が維持必要証拠金を下回った場合に、
  直ちにお客様の全部又は一部のポジションに対して、強制的に反対売買を実行します。 
 ロールオーバー時維持必要証拠金:  
 ポジションを維持する際、取引額(終値×取引単位)に必要証拠金率(毎週更新)を乗じた額

③ロールオーバー以外の維持必要証拠金:
 取引額(リアルタイムレート×取引単位)に必要証拠金率(毎週更新)を乗じた額

Ⅱロスカット制度について 
実行後
証拠金:          変動
レバレッジ:      変動
ロスカットの証拠金維持率
①取引時間中:    15%
②取引日クローズ:100%
③金曜日クローズ:100%

 

5.証拠金の説明
※証拠金維持率=有効証拠金/必要証拠金
※維持必要証拠金維持率=有効証拠金/維持必要証拠金



有効証拠金
とは取引口座の残高、ポジション評価損益を加減した金額を言い、
取引口座の純資産額に相当する金額です。

必要証拠金とは新規ポジションを建てる際、ポジションをそのまま有効にしておくために必要となる証拠金です。

必要証拠金=建玉値×取引単位×必要証拠金率(毎週更新)

維持必要証拠金とはリアルタイムレートで未決済ポジションを有効にしておくために必要となる証拠金です。

使用可能証拠金とは利用可能な証拠金金額。使用可能証拠金範囲内で新規ポジションが建てられます。

(使用可能証拠金=有効証拠金 ― 必要証拠金)

6.証拠金計算(円口座の場合)

Ⅰ通常の場合

例:有効証拠金50,000円があって、ドル/円を115.000で新規1枚を買い、ロールオーバー時の終値が112.000になった場合(仮に必要証拠金率が2.00%の場合)
  1. ①新規時の有効証拠金=50,000円
  2. ②新規時の必要証拠金=115.000×10,000×2.00%(証拠金規制率)×1枚=23,000円
  3. ③ロールオーバー時の有効証拠金=50,000+(112.000-115.000)×10,000×1枚=20,000円
  4. ④ロールオーバー時の維持必要証拠金=112.000×10,000×2.00%(証拠金規制率)×1枚=22,400円

新規ポジションを建てる際、有効証拠金(50,000円)は必要証拠金(23,000円)以上でしたので、新規ポジションを建てることができましたが、ロールオーバー時の有効証拠金(20,000円)が維持必要証拠金(22,400円)を下回ったため、強制的にこのポジションを決済させることになります。

Ⅱ両建取引の場合

同一通貨ペアで売り及び買いの両方の建玉を持つ両建取引がある場合、その部分について、
売り買いの取引額を比較して大きい額を基準として維持必要証拠金を算出することとなります。
例:ドル/円を115.000で一枚買い建てしたポジションとドル/円を115.030で1枚売り建てしたポジションを持つ場合 (仮に必要証拠金率は2.00%の場合)
①買いポジション:115.000×10,000=1,150,000円
②売りポジション:115.030×10,000=1,150,300円

売りポジションの取引額の1,150,300円を基準として、
計算すると1,150,300×1%×2×1枚=23,006円が維持必要証拠金となります。

7.既存ポジション及び既存指値
2017年2月10日(金曜日)にホームページ上で法人店頭FX取引証拠金率を更新し、翌週の2017年2月17日(金曜日)まで公表します。新規(指値、逆指値含む)及び既存ポジションの証拠金率は実行日に全て新証拠金率にて対応しますので、ご注意ください。

 

8. 実施日程
2017220から実施します。

証拠金規制導入以降、口座証拠金維持率が低下する場合がございますので、上記ご理解の上、ポジション管理には
十分ご注意いただきますようお願い申し上げます。

法人口座の証拠金規制に関する詳細は、以下をご確認ください。
一般社団法人金融先物取引業協会店頭法人FX取引に係る証拠金規制

 

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