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CFDを始める前に知っておきたい5つの事

チャートのイメージ

近年個人投資家の間で急速に注目を集めてきたCFD

商品先物取引とも違うその独自の特徴について、CFDを始める前に知っておきたい基本知識について今回解説していきます。

CFDとは、「Contract for Difference」の略で、商品、金融証券、またはそれらを元に派生した金融商品などの取引における差金決済のことを意味します。

同じ差金決済システムを取るものではFXが有名ですが、CFDの為替版がFXという見方もできることから、FXもその一種といえます。

目次

1.CFDの種類

2.CFDのメリット

3.CFDのデメリット

4.商品CFDと商品先物取引の違い

5.税金について

6.まとめ

CFDの種類

CFDのメリットの一つとして、投資商品が非常に豊富で、個人投資家ではこれまで手が出せなかった投資商品にも投資できるようになったという点があります。

主に、商品CFD・証券CFD・債券CFD・為替CFDの4種類に分類できます。

商品CFDとその特徴について

先物商品の代表格、小麦畑の様子

商品CFDとは、金・銀・銅・原油・各種農産物などの商品先物を取引できます。実際に投資対象の資産を保有する必要はなく、取引終了時に売買した価格の差額(差益・差損)だけを清算して終了します。

弊社では、金・銀・銅・原油・小麦・大豆・トウモロコシを取り扱っております。「取扱銘柄(HorizonAuton)」にて、取引単位や必要証拠金等についての詳細もまとめております。

証券CFDとその特徴について

証券CFDでは、国内外に上場する現物株式や世界の主要な市場の株式指数等の派生商品を店頭にて取引します。

証券CFD取引を細かく分けると現物株式CFD・株価指数CFD・株価指数先物CFDの三種類があります。当社で取り扱っている証券CFDはすべて指数先物を原資産としますので、「株価指数先物CFD」となり、取引所の証券先物取引と同じく限月があります。

Horizonシステムの先物銘柄は「調整日」に期先、期近商品価格の計算により「調整」を行い、ロールオーバーを行います。そのため、長期間先物銘柄ポジションを保有することが可能になります。

債券CFDとその特徴について

債券CFDは、主に国が発行する債券(国債)が原資産となります。一般的に株取引などと比較して安定しており、また、リスク管理がしやすい上に満期日がないことからも、中長期的に保有することもできます。

CFDのメリット

CFD取引で取引できる投資商品は、株や商品先物取引等、その多くが既に市場にて取引されています。それにもかかわらず、近年CFDが個人投資家の間で徐々に注目を集めてきているのは何故でしょうか。

CFDが他の取引と比較して優れている点を考察していきます。

現物を保有しない差金決済取引である

現物の商品を保有していると、盗難のリスクや、保管場所の確保の必要性といった問題がでてきます。差金決済取引であるCFDなら、このようなリスクを回避して取引が可能です。

資金効率が優れ、少額の資金から始められる

証拠金取引であるCFDでは、投資商品により、数倍~数十倍のレバレッジをかけて取引ができるため、少額の投資資金からも始めることが可能です。

また、他の証拠金取引と比較しても必要証拠金が少ない場合が多く、資金効率が非常に優れていると言えます。

様々な投資商品に自由に投資ができる

一つのアカウントで様々な商品に投資できるので、資金管理や運用の観点からも魅力的です。

ショートポジションとオーバーナイト金利

CFD取引では、信用取引でいうところの空売りと同じく、ショートポジション(売り)から入ることも可能です。そのため、上昇局面だけではなく、下降局面でも利益を上げる機会があります。

そして他の信用取引や商品先物取引と異なり、ショートポジションで金・銀(Spot)に限り、オーバーナイト金利を受け取ることが可能です。オーバーナイト金利は、FXにおけるスワップ金利と似ておりますが、売る側が受け取るという点が異なります。

CFDのデメリット

CFDは他の取引と比較してもメリットが沢山ある魅力的な投資法ですが、メリットだけではなくデメリットも勿論あります。メリットとデメリットをしっかり把握して、戦略的な運用が大切になってきます。

高レバレッジによるリスク管理

レバレッジをかけることで、少額の資金で大きな利益を上げる機会があることはCFDの大きな魅力でもありますが、その反面、損失が生じた時にはその損益も大きくなります。高倍率のレバレッジでの投資には、リスク管理が大切になってきます。

ロングポジションでのオーバーナイト金利

CFD取引では金・銀(Spot)に限り、ショートポジションでオーバーナイト金利を受け取ることが可能ですが、買う側のロングポジションを取った場合は、逆にオーバーナイト金利を支払う必要があります(状況により変動する場合があります)。

商品CFDと商品先物取引の違い

商品CFDと商品先物取引は、金・銀・銅・原油・各種農産物などの商品先物を取扱うと言う点で非常に似た取引法です。両者の違いをその取引の特徴を見比べながら比較していきます。

取引形態

商品CFDは相対取引で、売り手と買い手が市場を介さずに直接売買を行います。一方、商品先物取引は取引所を経由しての取引である点が異なります。

取引時間

商品先物取引では、取引所が開かれている時間帯でしか取引ができないことに対して、商品CFDなら銘柄によって24時間取引が可能なため、ライフスタイルに合わせて誰でも時間的制限を受けることがなく取引の機会を得ることが出来ます。

商品毎の取引時間は「取引ルール(HorizonAuton)」にてご確認頂けます。

ロールオーバーの有無

商品先物取引では、期日を迎えた場合、当限月のポジションをその状況に関わらず、強制的に決済をする必要があります。それに対して商品CFDは期近、期先商品の価格調整により、半永久的にポジションを保有することが可能です。

税金について

取引により利益を上げた場合「雑所得」扱いになりますが、特別措置により総合課税ではなく、分離課税として扱われます。

  1. 1.申告分離課税 税率20%
  2. 2.損益通算が可能
  3. 3.損失繰越控除3年

1.2012年1月1日より、申告分離課税が適用され、税率が一律20%となりました(所得税15%・地方税5%)。

2.店頭デリバティブ取引、市場デリバティブ取引で発生した損失と利益を損益通算することが可能です。(外為オプション・くりっく365・日経225先物・OP・商品先物)

3.2012年1月1日以降に行われる店頭FX、商品CFD、証券CFD取引で発生した損失は、その翌年以降3年間に渡り店頭デリバティブ取引及び市場デリバティブ取引で発生した利益からこの損失を控除することが可能になります。

損失繰越控除の仕組みについて、3年間まで過去の損益を繰り越しできる。

その他、確定申告等の注意事項は、「店頭FX、商品CFD、証券CFDの税金について」にてご確認頂けます。

まとめ

近年、国内でも個人投資家を中心に注目を集めてきたCFDですが、税制面での改善も見られ、今後ますます盛んになっていくと推測されます。

世界中の金融商品に対して投資できることからも、個人投資家のグローバル化が進み、これまでの閉鎖的な国内市場に一石を投じる存在になるかもしれません。

国内だけではなく、アメリカ、ヨーロッパの市場を舞台に投資運用をされたい方は是非CFDという選択肢について検討してみてください。

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